・ 皆既月食 (H30.01.31)

今日はミラーレンズで皆既月食を撮ってみました.だいたい望遠レンズは重いものですが,ミラーレンズは主鏡と副鏡のおかげで非常に軽いです.実験などで,カメラ2台以上を同時に使う際は軽いと調整が楽で良いです.とくに位相回復ホログラフィの場合は10 μm程度の精度が求められるため,重いと調整ステージに乗らないし,z軸合わせをしても重さでx軸やy軸にもズレてしまいます.根気よくメカ調整して,最後は画像処理で追い込みます.といっても,画処が使える前提はズレが微小なので,ハードの追い込みが大事です.はじめは3時間以上でも,ハードとソフトが連携するシステム構築が出来ると30分以内です.


部分食はとれましたが,肝心の皆既食は雲で見えませんでした.

ミラーレンズ
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© Measurement System Laboratory, Kyoto Institute of Technology.