・金星の日面通過と粒子画像流速測定法 (H24.06.06)

金環日食の次は金星の日面通過が撮りたくなるものです。朝からお昼まで撮影していると日射しで疲れてしまいます。そこで、カメラを三脚に固定して、5分間隔で自動撮影しました。全て重ねると初めの写真のようになりますが、肝心の金星がわかりません。拡大した絵を切り出してgif画像にすればわかりやすいはず!手動でも頑張れば出来ますがしんどいです。計測研では画像処理をよく行うので、簡単な画像相関法を適用しました。この手法は流体計測に良く用いられています。詳細は粒子画像流速測定法(計測研用語集)を参考にしてください。いやー楽しかったです(助教談)。


画像左右が東西です。ところどころ欠けているのは雲に隠れたためです。左右の像はレンズの収差が影響してますね。

ふらふらしてますが、右斜め上に金星が移動しているのがわかります

遮光フィルタの先にテレコンなので、収差がかなり激しくでました。
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© Measurement System Laboratory, Kyoto Institute of Technology.